気が付けば半世紀 マニホールド☆改
2012
02
08

マニホールド☆改

CT専用に販売されているマニホールドは純正以外には存在しないから、同じホンダの横型エンジン用に作られた物を流用する事が多い。しかしCTのエンジンはモンキーやカブ系のエンジンより一回り大きい別物なので、当然それ用に作られたインマニがそのまま使えるとは限らず色々と下調べして選んでみたが、結局は使えなかったしその場合は加工する事も想定していたので、たまにお世話になっている鉄工所へと持ち込んでみた。

「うちはアルミはやってないよ」(方言 訳)
・・・ま、まあ田舎ではアルミ溶接の仕事なんて滅多にないだろうから機材を揃えるのもお金かかるし仕方ないだろうな・・・(まだ余裕)
「それにうちだけじゃなくて、アルミやってる所は町内には無いよ」
・・・え?ええ(汗)そうなんですかしらんかった・・・
「まあ町内と言うより、この辺の近くにはアルミやってる所は一軒も無いんだけどね。だから現場でアルミ溶接が必要になった時にはわざわざ専門の職人さんに来てもらうんだよ。あはははー(笑)」
・・・あはははーじゃないよおやっさん(滝汗)思わず若い人みたいにマジっすか?と言いそうになった・・・

しかし車で一時間ちょっとの所に、アルミ溶接専門の会社があるのを教えてもらって何とか話は先に繋がった。

結果的にはアルミ溶接できる所も見つかったし、もうここまでくると可変マニホールドを使ってもいい気もしてきたし、どちらを選ぶにせよ先が見えて来ると安心して気分的に楽になる。そして気が楽になると試してみたい事が浮かんできて、せっかく角度以外は全てのサイズがピッタリのインマニが手元にあるのでそれを使ってやってみようかと。

前回ここまで書いておくべきだった。。。m(_ _)m長くなりそうです。

試してみたいのは、以前から超強力として知られる金属用のエポキシ系耐熱補修剤。デブコンとかハチサンとか名前は聞いてもなかなか使う機会はなかったので、どのくらい使えるのか?強度は?耐久性は?作業性は?と色々、いつかどこかで本格的に使う事も考えて少量でも買えるGM-8300を選んだ。

(上左)取説通りまずは施工面を念入りに研磨、内側も塗り固めるので接合部内側周辺をあらかじめ1mm程度拡張した。そして脱脂して接着、思っていたよりも粘度が高く作業はやりやすかった。角度55度で固定したら数時間室温で放置、それから全体を60度くらいまで温度を上げて硬化を促進させる。

(上右)もちろんそのままではとても強度が足りないので、鉄筋コンクリートの要領でアルミのメッシュを上から塗り込むことにした。

(下左)うひゃひゃひゃ(笑)とにかく強度を出そうとボテボテに塗りつけていく。少し固まり初めた頃に付属のビニールシートで表面をならしていたら、どんどん硬くなってもう素手では滑らかにできなくなった。硬化時間を遅らせるためには、寒い場所で作業した方がいいかもしれない。そしてまた一度目と同じように硬化させた。

(下右)せっかく塗っておいてあまり削ってしまっては意味がないから、表面は荒削りして軽く形を整え内側はなるべくスムーズになるように磨いた。キャブに付けてるキジマのインシュレーターは安心と信頼のMade in JAPAN。

作業自体は簡単だから、これなら予備を作っておいてもいいくらいだけどまだ溶接へ行く余力は残しておこう。(予算的に 笑)

強度はなかなかのものだ、そこで強度テストをやりたいところだがまさか工業試験場へ持ち込むわけにもいかず、パーツを踏みつけるとか言語道断なのだがここは心を鬼にしてやってみよう。
自分の体重が60kgだからコンクリートの地面に置いて飛び乗ると大体300kg程度の衝撃がある。この程度で壊れるようでは長期間使えないだろうと、布でくるんで徐々に大きく何度かやってみたけどびくともしない。しかし何度もテストされて丈夫に作られてるはずの純正パーツでさえ、震動で壊れてしまったという話は珍しくもないので、更に効果的な方法を考えていこう。

すでに厚く塗った本体へはもうこれ以上塗り重ねてもあまり意味はないと思うので、周辺の構造から負担を軽減できそうな物と言えば一番の重量物がキャブレターだから、要するにキャブ取付けフランジ面の加重を無くしてしまえば接合面への負荷も無くなってしまうのだ。

とは言っても負担を全く消してしまうのは現実的ではないので、少しでも軽くしてやることを考える。キャブの重量が問題になるなら下に何かを敷いてやればいいが、それだと今度は震動でキャブがやられる可能性が出てくる。そこでインマニを1つの建造物と考えて、柱を数本立てて力を分散させてやればいいのではと思いついた。(冗談みたいだけど(笑)本人はかなり真剣です)

1328680953980L.jpg(上左)ありえない・・・一人でニヤニヤしながら5mmのアルミ棒をヤスリで削ってサイズを合わせ、ここは普通の金属用エポキシで接着していく。こんな誰もやらないような作業は興味津々で楽しい(笑)合計五本の御柱を立てた。見た目は笑うしかないがかなり頑丈、取り付けボルトを外して人が乗っても何ともないだろう。

エポキシ系は強い紫外線が当たると劣化が進んでいくので、キャブセッティングまで終わったら全体を耐熱のシルバーで塗るとしよう。

(上右)キャブを仮付け、センターカバーを被せてみるとどこも接触していない。以前サイズを合わせた時に当たっていたのはチョークだったことが判明、このチョークレバーは金属板なので先を少し曲げて解決。キャブとカバーにはまだ5mm以上の隙間がある。

(下左)ワイヤーガイドでノーマルと同じ高さに合わせたから、アクセルワイヤーもそのまま使えた。ちょっと分かりにくいけど画像は全開にしたところ。

(下右)これはオークションなんかで安く売られてる、ラベルの文字から見てたぶんタイ製のラバー回転式マニホールド。ラバー製とは言ってもかなり硬くて、内径は25φ。横型単気筒エンジンのマニホールド交換はキャブさえ外さずに簡単にできるから、非常時にはこれを使って何とか家までたどり着ければいい。

暇にあかせて、このままエアクリーナーの取り付けまで行くはずだったけど、雪がチラホラ舞い始めたのでさすがに作業を延期してサッサと片付ける(慌てて片付けたので全体像を撮り忘れた 笑)また次回です。

最後まで長々とおつきあいありがとうございましたm(_ _)m
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